Fixed point observation
この1年程プライベートで使っているカメラはX-Pro1のみ
ここひと月ほどはレンズもBiogon25ZMにほぼ固定
例外は函館山からの夜景を撮るときに
数カット使ったXF18mmのみなのである
X-Pro1ってそんなにいいカメラなの?とか
Biogon ZM ってそんなにいいレンズなの?
と言われるとそのあたりはちょっと返答に窮してしまう
X-Pro1とBiogon ZMの組み合わせが
出来上がってくる写真にとって最高の選択かと言えば
決してそうとは言えないところも悩ましい
今回Biogonのカットを撮るのに
久々にフジの純正レンズを使ってみたら
寄れるし、キレイに写るし 何の不満があろうかという状況で
ZM購入のきっかけになったG Biogonも言うほど悪くはなかったなとか
(まだ手元にありますが出番は殆どなくなりました)
今後純正の28ミリや23ミリが出たらますます悩ましいよな
とは思いつつも再びカメラにマウントしなおしたBiogon ZM
カメラはあくまで「撮影」という行為のための「道具」だ
ということは、逆説的だけど
キレイに写りゃそれでいいのかよっ!てことでもあって
便利な高倍率ズーム付きのデジタル一眼レフの対極にある
この組み合わせでの定点観測はまだ当分の間続きそうなのである
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コメント
「キレイに写りゃそれでいいのかよっ!」っていうのは長く写真やってたら誰でも思うことかもしれませんね。便利に綺麗に写る道具を持っていても、わざわざ手間のかかる道具を使ったり。
投稿: maopapa | 2013/02/19 05:44
maopapaさん
コメントありがとうございます
森山大道の有名な「犬」はネガがなくて
ご本人も右向き左向きどっちが正解かわからないのだとか
それでもそんなこと全く関係なく
かわらない強烈なイメージ
そんな強度のある写真というのに
すごく憧れるんですが
どうすれば強度のある写真になるのか
「強度」というのはちゃんとベクトルがあるのに
それを実現する方法が全くわからない
というか写真の「強度」を増すための
確立された方法論ってあるんでしょうか?
共通するイメージを繰り返すというのは
確かにそういった方法のひとつだと思いますが
(固定された場所での撮影や同じ機材での撮影もそうかも)
要素としてのひとつひとつの写真の強度を
もっと上げる方法はないだろうか とか
ともあれそんな風に考えながら
ああやってみたりこうやってみたり
やってるうちにわけわかんなくなって
呪術めいた行為に
はしるようになっちゃうんでしょうねえw
「強度」のある写真に憧れるようになった時点で
呪いをかけられちゃってるのかもしれませんね(誰に?w)
投稿: bonyaly | 2013/02/19 08:25