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2013/05/31

ARTISAN & ARTIST

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シカゴ・サンタイムズ紙が写真部を解散して

社内の「カメラマン」を全員解雇したそうです
http://www.afpbb.com/article/economy/2947119/10826883
AE AFはものすごく進化して高感度の画質も驚異的に向上した今
報道用の写真を撮るというのはもはや特殊技能ではないということですね
写真は呼び名だけじゃなくてちゃんと「手打ち」の中村うどん
やわらかいのに切れずに伸びる
こんなエロティックな食感の食べ物を僕は他に知りません
真似のできない職人技だと思います

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映像の世紀と言われた20世紀

21世紀はどのような100年となるのでしょう

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Photograph」カテゴリの記事

コメント

何事もそうですが、この仕事をしてると紙媒体を作り続けるにあたって、
お金がないことがいかにつらいことか身に沁みます。

ニュースの新聞社のカメラマンはとても気の毒ですが、写真自体がこれだけ手軽なものになると、
さすがに「カメラマン」っていう人種を崇めろとは言えないです。

それでも素人とプロでは、特定の写真を撮影すると明確な差が存在するはずなんですが、
それが素人目ではとても微々たる差だったりして、そこにお金がないって事情まで加わって、
結局、じゃあ自分で撮ればいいやん、ってことになってしまいますね。

で、モノ作りのクオリティは俯瞰して見ると、どんどん下がっていくっていうループ。

僕自身も独立当初は山ほどやっていた雑誌の撮影が、今は3誌ほどになってしまいました。
逆に単価が高い仕事は残っているんですが、個人的には本作りも好きなので、もっとやりたいです・・・・。

投稿: iidacamera | 2013/06/01 09:12

iidacameraさん コメントありがとうございます

「報道」ということになれば
ことさらに個人の感情を挟むべきではなく
「表現」を目的としたものとは
自ずと異なってきますから
記者の目を持っていれば
必要な写真は撮れてしまう時代なんでしょうね

このあたりは
芸術史や写真史に根ざす
日本と欧米の感覚の違いとか
アートの文脈で語られる写真と
記録としての写真の違いとか
いろいろあって
頭の中がこんがらがっちゃうんですが

情報のあふれる時代ですから
表現するものの見せ方は
これからもっと考えていかないと
いけないんだろうなということを感じます

なんか支離滅裂ですが・・・

投稿: bonyaly | 2013/06/01 14:08

投稿: bonyaly | 2013/06/02 22:12

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