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2014/08/25

ANIMALS 2014

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高松市美術館で開催中の三沢厚彦展「ANIMALS」

実は2週間程前にもみているのですが

最終日は三沢厚彦さんのギャラリートークもあるということで再訪

ギャラリートークは最近のこういう催しでは

みたことがないほどの人の多さで

流石に人気作家さんだなと改めて驚きました

約一ヶ月半の会期中に一万人以上の来場者があったそうです

三沢さんの作品は写実的ではないのに

彫り出された動物の質量感がリアルで

実際に目の当たりにするとその不思議さに惹かれます

カタログには、木の中にすでにある動物の形を

彫り出しているのかもしれない

といったニュアンスの三沢さんの言葉が書かれていたのですが

そういう言葉を誰か仏師の方も

言っていたような気がするなと思いました

ので、ギャラリートークの最後に三沢さんに

仏像とかよくご覧になるんですか?という

かなり頓珍漢な質問をしてしまったのですが(笑)

三沢さんは「彫刻」ということについて

丁寧に説明してくださいました

イスラム教では「偶像」をつくることを禁じていますが

形のないものに形を与えて「アイコン」とする作業が

三沢さんの制作なのかな、とそんなことも思いました

モチーフとしての「動物」については

牛や猫、フクロウや鴉、鹿など様々な動物が神聖なアイコンとして

扱われていますがそんなこともちょっと考えてしまいました

ともあれ、そんな「形」を実際にみることができて良かったなと思います

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