ANIMALS 2014
高松市美術館で開催中の三沢厚彦展「ANIMALS」
実は2週間程前にもみているのですが
最終日は三沢厚彦さんのギャラリートークもあるということで再訪
ギャラリートークは最近のこういう催しでは
みたことがないほどの人の多さで
流石に人気作家さんだなと改めて驚きました
約一ヶ月半の会期中に一万人以上の来場者があったそうです
三沢さんの作品は写実的ではないのに
彫り出された動物の質量感がリアルで
実際に目の当たりにするとその不思議さに惹かれます
カタログには、木の中にすでにある動物の形を
彫り出しているのかもしれない
といったニュアンスの三沢さんの言葉が書かれていたのですが
そういう言葉を誰か仏師の方も
言っていたような気がするなと思いました
ので、ギャラリートークの最後に三沢さんに
仏像とかよくご覧になるんですか?という
かなり頓珍漢な質問をしてしまったのですが(笑)
三沢さんは「彫刻」ということについて
丁寧に説明してくださいました
イスラム教では「偶像」をつくることを禁じていますが
形のないものに形を与えて「アイコン」とする作業が
三沢さんの制作なのかな、とそんなことも思いました
モチーフとしての「動物」については
牛や猫、フクロウや鴉、鹿など様々な動物が神聖なアイコンとして
扱われていますがそんなこともちょっと考えてしまいました
ともあれ、そんな「形」を実際にみることができて良かったなと思います
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