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2016/05/30

Think about Photograph

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高知県立美術館で開催中の

大原治雄写真展をみてきました

アマチュア写真家として様々な写真展にも

出展していた彼の作品には

バウハウスなどの影響を受けたのであろう

合理主義的、機能主義的な作品も多くありましたが
それよりも彼の生活と家族を撮った写真は
本当に素晴らしいものでした

なんと力強い写真でしょう

その写真は土門拳のような絶対非演出ではなく
植田正治の写真のように演出を加えたものが殆どです

しかしながら病に苦しんでいた彼の妻、幸を

メイクアップ、ドレスアップして撮影した

彼女の最後の肖像はとてもリアルです

撮影された生活のシーンの多くは

おそらく普段の生活そのものではない
「ハレ」の写真であったかもしれませんが
その礎に彼の生活があったことは確かで
全てを詳らかにすることだけが
真実を語るものではないだろうと思わされました

ついに日本に帰ることのなかった
彼の晩年の様子と、彼の写真について語った
彼の孫で写真家でもある
サウロ氏の言葉が印象深かったです。

写真について改めて考えさせられた写真展でした


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     沢田マンションのギャラリールーム38もみてきました

     日本のニューカラーという言葉が思い浮かびました

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    セルフポートレイト


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コメント

全容は分かりませんが、それ故に、かもしれませんが、
乗られていた電車がめちゃくちゃ楽しそうに見えるんですけど…。

僕も大阪にせっかく事務所を構えたことですし、これから夏にかけて、
けっこうヒマになってくると思うので、いろんな写真展に行きたいです。

思考するのって、いろいろと楽しいもんですね。

投稿: iidacamera | 2016/05/31 10:47

iidacameraさん コメントありがとうございます
流石の眼力ですね。そうなんです。
土讃線(香川と高知を結ぶJR線)各駅停車の旅はサイコーです
・乗降客が極端に少なく殆ど貸し切り状態
・山間を走る渓谷沿いの景色は最高
・窓が開きます
  しかも貸し切り状態なので周りに気を使うことなく開け放題!
・ホームがどん詰まりに設置されていて
 スイッチバックする秘境駅が2箇所(坪尻・新改)
・乗り継ぎの合間に 途中下車してブラブラするのも楽しいです

次のエントリーで土讃線の説明的記録を載せようかと(笑)

大原治雄写真展
次は6月18日から7月18日まで
伊丹市立美術館に巡回するようですよ

投稿: bonyaly | 2016/05/31 13:18

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