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2017/02/26

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日曜日の朝はいつもより少しゆっくりスタート

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ちょっと用事があってオヤジの家に行ったら

学生時代の懐かしい写真が出てきました

8ミリカメラを回す赤いウインドブレーカーが僕、

ニットキャップにオリーブ色の上着が後輩

きれいなガラス製になる前の高松港赤灯台

そして、銀嶺というガスライト紙は

福武書店の「PHOTO JAPON」という雑誌でみた

大坂寛氏の作品に影響されてやってみようと買ったものの

あまりに露光時間が長いことにしびれをきらして

結局箱の中はほとんど手付かずのままもう40年近くになりますか・・・

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かつてプレゼンに使ったスライドが

マウントホルダーに入ったままで出てきたので

透かして仏壇をパチリ

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銀嶺の箱の落書きは

マウントされたスライドを光にかざしているところですね

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古い雑誌もいろいろ出てきました

昔は熱心に自転車にのっていたのです

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ケリー、バン・デ・ポール、ロッシュ、ルークス80年台後半のスターです

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中野浩一もこの頃は現役でしたね

ちなみにこの本は「男の肖像」という稲越功一氏の写真集

根津甚八、長嶋茂雄、渡辺貞夫、中村吉右衛門、和田誠・・・・・

先日どこかでみかけた小林麻美の「la rose noire」は今日は行方不明

その後ろのBicycle Club というのもお金のかかった雑誌でしたね

雑誌メディア最盛期だったのではないでしょうか

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そんな時代は写真雑誌も豪華なものでした

これは福武書店の「PHOTO JAPON」をスクラップしてあったもの

キラ星のごときスター写真家達のことをこの雑誌で知りました

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そういうスクラップの中にこんなものもありました

これは日本カメラだったかな?

実はここしばらく道具と使い手の関係についていろいろ考え

なにか新しいカメラを買おうと考えていました

自分が何をしたいのか

自分は何をしたいのか

自分を研ぎ澄ましたいという想いはあって

いつも三脚を持ち歩く覚悟で

思い詰めてシャッターを切る感じでsd quattroが欲しいなとか

いやいや、光量の乏しいシーンやハンドリングも併せて考えると

現実的なバランスポイントはX-Pro2の買い足しでしょうとか

いいカメラ、欲しいカメラはいろいろあるけど

手は2本、目は2つ、身体は一つ

そして最近は殆どシャッターを切っていなかったり

カメラさえ持ち歩かないことがあったり

そんな時にこうやって、懐かしいあれこれを眺めて写真を撮っていて

実際はこういう記録が多いよな と

結局自分自身を深く見つめる・研ぎ澄ませるところからは

最も遠いRX100を注文してしまいました

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コメント

小さいカメラって、ある意味ではいろいろと閑雅を巡らせながら撮るのに、
最良のものなんじゃないかと思います。

荷物になるカメラを持って、わざわざ撮るんじゃなくて、
自分の日々の動きに携行することで、思索する方がメインになるというか、
上手く言えませんが、その時々で最適解が違うのがカメラとかレンズ、
っていう道具なのかなぁって思います。

逆にビジネスの写真では流行はその時々であるわけですが、
道具は常に一定のものを持っていればOKなのが面白いなぁって思います。

写真ってすごく思想的というか、哲学的なんですね。

投稿: iidacamera | 2017/02/27 03:16

すいません、先のコメント、一行目変換ミスです。
「閑雅」→「考え」です。

だいたい、「閑雅」って意味知らないです、僕。(笑)

すいませんでした。

投稿: iidacamera | 2017/02/27 03:21

iidacameraさん コメントありがとうございます

プロの道具っていうのはポテンシャルが高い一方
それを引き出すには、それなりの技術や注意が必要で
今はたとえ真似事でもそういう余裕がないので
RX100のチョイスが僕の正解に一番近いのでしょうね

いつかじっくりカメラを構える余裕ができる日を
内蔵EVFを覗いて探すことにしますw

1週間ぐらいで入荷しそうってことで待ち遠しいです

投稿: bonyaly | 2017/02/27 08:05

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