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2017/12/17

SETO PHOTO 2017 & I , PHOTOGRAPHY

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MIMOCAの荒木経惟展「私、写真。」と

玉藻公園飛雲閣の「SETO PHOTO 2017」を観てきました
MIMOCAではSETO PHOTO の
ワークショップも行われていて
講師の川島小鳥さん、野村恵子さんなんかも来ていました
飛雲閣は2年前のメディアアートフェスの時もそうでしたが
とにかく寒かった・・・・・
(お茶会の時は暑いんですよね(^_^;))
さて、最近よく見るアート系私写真(というのか?)は
「これはちょっと(恥ずかしくて)ハッキリ見せられない・・・」
「(誤解されることが怖くて)はっきり言葉にできない」
みたいな感じのとてもナイーブなものが多い気がしますが
荒木さんの写真は私写真でありながら
自分自身を都合の良いように修飾しない
ドキュメンタリーなんですよね
そうあることを覚悟して「写真」に向き合っている
だからとても力強い
好き嫌い、受け入れられるかどうかは別にして
そんな荒木さんの写真の前で
「お前の写真は・・・」なんて言われたらシュンと
するしかないですよね
だから優しい荒木さんは
「俺は天才だから!俺は天才だから!!」
って言っておどけてみせるのではないかと
写真がうまいとか下手だとか以前の問題で
というか、今時ピントも露出もカメラがバッチリ
合わせてくれる時代にうまいとか下手だとかって
どういうことなんだろうとも思うわけで・・・
そして初めてお見かけした
生の川島小鳥サンは想像していたのとは違って
力強い印象の人でした
また、以前「沢マンギャラリー」に
海老原祥子さんの個展を見に行った際お世話になった
岡本明才さんにもお会いできました
「沢マンギャラリー」はその後移転して
Gallery E」 として運営されています

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コメント

MIMOCA の写真展の情報、ありがとうございます。うっかり見逃すところでした。ということでMIMOCAさんのツイッターをフォローしました。これで一安心です。写真展に合わせて、4,5年前に訪れた丸亀市の商店街を撮りたいと思います。当時はずいぶんの荒廃ぶりでしたが今はどうなっているのでしょうね。楽しみです。

投稿: maopapa | 2017/12/18 05:46

荒木さんの写真は僕も常々同じように感じます。
写真家って、昔のように技術的なところでの話はできなくなってしまってて、
写真との向き合い方以外にとても個性が出しにくいように感じます。

逆に言うと、写真との向き合い方がその人の写真そのものなので、
「おもしろい!」とか、「好き!」、とか、「なんか嫌い!」とか、
「なんか気持ち悪い!」とか、そういう感情が沸き上がること自体、
その方の写真に力があって、写真に真摯に向き合われている証拠なのかも、
って思うことも多いです。

投稿: iidacamera | 2017/12/18 09:54

maopapaさん コメントありがとうございます
25日から31日までの年末は休館なのでお気を付け下さい
丸亀の商店街は富屋町、松屋町のアーケードが取り払われて
随分と眺めがかわりましたよ。

投稿: bonyaly | 2017/12/18 22:14

iidacameraさん コメントありがとうございます
荒木さんはまだ写真技術がちょっとした特技になった時代に
すでにそのことを見切って覚悟を決めていたんですよね
それが凄いことだなと思いました

また、写真は見る側も写真を「読める」人とそうでない人がいて
写真の読解力のレベルも様々だなと思いますが
あまり写真を読むのが得意でない人にも届く
強度の高い写真は凄いなあって思います
サルガドなんかすごいですよね

投稿: bonyaly | 2017/12/18 22:27

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