Portrait of the Summer

ここしばらく
ペンタコン６の上にX100Vを取り付けて
ウエストレベルファインダー越しの光景を
動画に撮るということを続けている

嵩張るし重いしファインダー（液晶画面）は
見にくいというか条件によっては殆ど見えないし
炎天下　自分は一体何をやっているんだろうと
情けないような
ちょっと絶望的な気分にもなってしまう

1カットの基本は
ペンタコンのシャッターをチャージして
ミラーが降りてピントグラスに目の前の光景が浮かび上がる
次にシャッターを切って
クイックリターンではないミラーが上がって
目の前の光景が消えるという
写真撮影を模した一連の動作で

これを時間を変え、場所を変え
いろんなシチュエーションで撮り溜めている

今のところ大きなくくりとして
・観光地などの絵葉書的な風景
・夏の日常の風景
・瀬戸内国際芸術祭
の３つがあって多少クロスオーバーするものもある

他にもこの方法で撮ってみたいテーマはあるのだが

しかし全体としてのイメージはまだなく
どんな風に編集したらいいのか見当がつかない

ペンタコンにフィルムは入っていないのだが
シャッターを切ったペンタコンで写した写真という体で
一緒に持ち歩いているRX0でスチルを撮っていて
ここに並べたのがその一部